
新任です。体育の授業がうまくいきません。
先輩からは「最初にビシッとやらないと崩れる」と言われているのですが、どうしても強く言うことに抵抗があります。
実際、少しずつ子どもたちが自由に動く場面が増えてきました。
やはり最初に厳しくできなかったのが原因でしょうか?

最初に確認したいのは、厳しくするかどうかは本質ではないということ。
大切にしたいのは、明確な基準を示し、そこを譲らないこと。そこをおさえれば伝え方は問題ではありません。
「4月は最初が肝心。最初にビシッとやらないと崩れるよ」
何度も聞いてきた言葉です。
でも同時に、こう感じたことはありませんか。
・最初から強くいくと空気が重くなる
・子どもとの距離が遠くなる
・でも緩くすると確実に崩れる気がする
結論から言います。
厳しくするかどうかは、本質ではありません。
崩れるかどうかを分けるのは、
「厳しさ」ではなく“基準の明確さ”です。
【回答】崩れないクラスがやっている3つの手立て
よくある失敗
最初に崩れるクラスには共通点があります。
・注意はするが基準が曖昧
・その場の感情で指導が変わる
・できている状態が共有されていない
例えば整列。
「ちゃんと並んで」と言われても、
子どもによって“ちゃんと”の基準はバラバラです。
これでは、厳しくしても崩れます。

厳しさは一時的に行動を止める力があります。
ただし、
・何がOKで
・何がNGで
・どこまでやれば合格なのか
これが見えていない状態では、子どもは再現できません。
結果として、
「また注意される→また崩れる」の繰り返しになります。
崩れないクラスがやっていること
やっていることはシンプルです。
① ゴールを具体で示す
「3秒で集合」「前の人のかかとを見る」「無言で待つ」など
誰が見ても分かる形にする
② 最初の数時間はそこしか見ない
技能よりも、集合・話の聞き方を優先する
③ できた状態をその場で言語化する
「今の集合、3秒で全員揃ったね」
→ 何が良かったかを固定する
では、厳しさは不要か?
不要ではありません。
ただし役割が違います。
厳しさは
“基準を守らせるための手段”であって、
スタート地点ではない。
基準が曖昧なまま厳しくしても、
子どもからすると「理不尽」になります。

4月にやるべきことはひとつです。
「何をすればOKか」を全員が再現できる状態にすること
そのために必要なら厳しくする。
必要なければ、そこまで強くする必要はありません。
【まとめ】崩れるかどうかは、厳しさではなく“揃え方”で決まる
もしご要望があれば、”揃え方”を決めた後の徹底の仕方を具体的に書きたいと思います。
ぜひたくさんの方のご意見、要望をもらってさらに皆さんの役に立つ記事を書きたいと思っていますので皆さんの声をお待ちしています。
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それでは、また!
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