【新しい挑戦】本を出版します!

今回、新しいプロジェクトに挑戦をすることになりました!
それは、「本の出版」です。

協力していただいているのは、「だるま出版」さん!

だるま出版さんのコンセプトは『七転び八起き』。
 これまで大変だったこと。
 独りで悩んできたこと。
 とってもツラかったこと。
 涙を流してきたこと。
 悔しくても、我慢して耐えてきたこと。
そこをどう乗り越えたか?をストーリーで語ることです。

「本を書いてみたい!」という願望はありつつも、「自分には他の人に誇れるようなものはないし…。」「自分の経験なんて必要としてくれている人はいるのかな?」…と思っていました。しかし、だるま出版さんに出会って、それでもいいんだと思えました。そんなありきたりな自分の経験でも、失敗と成功を繰り返しながら成長してきたそのストーリーを伝えることで、今まさに苦しんでいる誰かにそっと寄り添うことができるのかもしれないと思えたんです。

転職のチラシばかりを眺めていた若手時代…

私の大学卒業時点での保持免許は、「中高Ⅰ種保健体育」でした。ちょうど採用氷河期と言われていたこの時代。4度目の採用試験挑戦でやっと某都道府県に採用されます。

採用には条件が付けられていました。その条件は、「中高以外での配属も有り得る」というもの。私は、その条件通り小学校への配属となりました。

「ん?免許は中高体育しかないんじゃないの?」

その通りです。「そんなことあるの?」と思うのですが、3年間限定の臨時免許を交付され、小学校へと配属されてしまいました。小学校なんて選択肢にも入っていなかったし、教育実習にすら行ったこともありません。小学生と関わったことすらない…。何もわからず、準備もせず、4月を迎えてしまいました。

小学校について何もわからないまま子どもたちの前に立ってしまった私…。まずは、小学生との関わり方がわからず苦労します。小学生って、どのくらいの内容で話したら伝わるの?どんなことをしたらコミュニケーションがとれるの?中高生みたいに強めに指導したらダメなのかな?次に苦労したのは、授業について。保健体育以外に授業をしたことがなかった自分が、全ての教科を指導しなければいけない…。そもそも、教育実習に行ったことすらない自分には、何が正解かすら分からない…。そんな状況で学級経営がうまくいくはずなんてないですよね。子どもたちとの関係も、「若さ」と「休み時間に思い切り遊ぶ」の2つだけでなんとかつなぎとめている状況…。

学年の先生には、学年の打ち合わせをすっとばして部活を優先し、「何考えているのよ、このひよっこが!」と怒鳴られる…。(大人になってから怒鳴られるってなかなかないですよね…)

家庭訪問で保護者に「何かこうしてほしいということはありますか?」と聞いたら「あなたに何かできるんですか?」と冷たく言われる…。

授業参観後に、同業者の保護者に授業内容について注意され、指導を受ける…。

周りの先生方を見ていると、子どもたちが落ち着いてしっかり学習している。それに比べて自分は…。「自分のクラスになった子は幸せなのかな?」「自分なんかのクラスじゃなかったら、もっと落ち着いて生活できて、楽しかったのかな?」どんどん自信をなくして、休みの日は転職のチラシばかり目に付いて、見ていました。

こんな若手が、体育を通してどうそんな苦しい状況を乗り越えてきたのか?
もしかしたらそんなストーリーが、誰かの気もちにそっと寄り添えるかもしれない……。それが今回出版しようと決断した理由です。

たくさんの方に知ってもらい、交流しながら一緒に作品を届けるためのクラウドファンディング!

今回、出版にあたってクラウドファンディングをする予定です。

クラウドファンディングって、どんな印象をもっていますか?

私は正直、皆さんに一方的にお金を出してもらうもの…みたいなイメージをもっていました。しかし、いろいろな説明を聞いて、イメージが変わりました。想いに賛同してくださった方から支援をいただき、こちらからも支援してくださった方のためにできることをする。そうやって、お互いにWin-Winの関係を築き、作品を届ける仲間になってもらう…。それが本来のクラウドファンディングのようです。

今回のクラウドファンディング通して、ただ出版するよりも、より多くの方に知ってもらい、私の思い【今まさに苦しんでいる仲間(先生方)に、この本を読んでもらうことで少しでも寄り添い、前向きな気持ちになってほしい!】を共有してくださる支援者の方々とともに、交流しながら作品を届けられたらいいなと思っています。

これが実現出来たら、すごいですよね。


本の出版について、いろいろと報告できる段階にきたら、またあらためて皆さんにお知らせしたいと思います。よろしくお願いします。

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