準備万端で始業式を迎える3ステップ~ステップ②~

始業式までの見通し

【9月~10月頃】採用試験 二次試験の合格発表

 ⇓ 準備期間①(ステップ①)

 ⇓  【3月上旬~中旬】配属校のお知らせ

【3月最終週頃】 配属校での顔合わせ・担任する学年のお知らせ

 ⇓ 準備期間②(ステップ②)

【4月1日~ 】 勤務スタート!

 ⇓ 準備期間③(ステップ③)

【4月6日前後】 1学期始業式  

配属校での顔合わせが終わって、いよいよ学年が決まった!始業式まであと2週間ほどでどんな準備をすればいいのかな?

もうすぐ先生としての第一歩を踏み出すんだ!でも、何をしたらいいのか分からない…。

こんな人のための記事です。

雄剛先生
雄剛先生

この記事は、「4月までにどんな準備をしていけば慌てずに子どもたちの前に立つことができるか」というテーマでお送りします!今回は、その第2弾!ステップ②を見ていきましょう!

ステップ②でやることリスト

【ステップ②~本格的に準備を進める期~】

①自己紹介を考えよう!(職員室用・着任式用・学年開き用・学級開き用)

②授業開きを考えよう!

ステップ②~本格的に準備を進める期~

雄剛先生
雄剛先生

4月1日には、主任の先生が打ち合わせ資料を用意してくれていることが多いよ!私が用意しているのは、こんな感じ!自分だけで準備できることは限られているから、そこに全集中しよう!

①自己紹介を考えよう!

自己紹介って苦手だな…。どんなことを話せばいいのかな?

雄剛先生
雄剛先生

自己紹介で何を話せばいいかわからないっていう気持ち、とてもわかります!でも、それぞれの目的を考えると、話すことが見えてくるね!とにかくポイントは「短く!インパクトを残すこと!」この後の例は、ちょっと変化球なものも入っているので、自分のキャラクターと学校の雰囲気に合わせて判断してくださいね!

職員室で挨拶!(先生方との出会い)

「職員室で挨拶」の目的は、先生方に自分を知ってもらい、「かわいいやつだな。(おもしろいやつだな。)協力してあげよう!」と思ってもらうこと。そう考えた時に、「名前」「出身大学」「一言(わからないことが多いと思いますがよろしくお願いします)」くらいでは、ちょっと寂しいですよね。やはり先生方の印象に残る、または「もうちょっと詳しく聞きたい!」と思えるようなエピソードを入れたいところです!

エピソード例その1「緊張感を伝える」

「今日は、絶対に遅れてはいけないと思って早めに家を出ました。あまりにも早く出すぎて1時間も前に最寄り駅についてしまい、近くの○○で1時間ぶらぶらしてしまいました。とても緊張していますが、先生方の雰囲気が明るくて少しほっとしています。よろしくお願いします。」

 ポイントは…

  ・緊張が伝わるエピソード(学校周辺の駅名やショッピング施設の名前が入ると親近感がわく)

  相手のいいところを入れる(先生方の明るさ・笑顔、学校のきれいさ・広いグラウンドなど)

エピソード例その2「人となりを伝える」

「学生時代は、ずっと焼き鳥屋でバイトしていました。あいさつと焼き鳥を焼くことが得意です。とても緊張していますが、先生方の雰囲気が明るくて少しほっとしています。よろしくお願いします。」

先生とは全然関係ない得意分野ですが…。この場で、経験のある先生方を前に「先生としてこの分野は誰にも負けない!」と宣言するのは反感を買うリスクがありますよね。それに、挨拶が終わった後に話しかける方も、「焼き鳥」という話すとっかかりができてちょっとした談笑が生まれますよね。

エピソード例その3「親近感がわく」

「小学生の頃は、市内の○○小学校で、△△先生に教えてもらいました。近くの・・でもよく遊んでいたのでとても懐かしいなと思っています。よろしくお願いします。」

こういう親近感が湧くエピソード・地元トークがあれば最強ですね。

〇着任式で挨拶!(全校児童との出会い)

「着任式で挨拶」の目的は、全校児童に顔をしてもらうことと、あわよくば「この先生に話しかけたい!」と思わせること。

「私は、メロンパンがとてもとても大好きです。みなさんがおすすめのメロンパンのお店があったらすぐに先生に教えてくださいね!よろしくお願いします。」

この後、この挨拶をした先生のところには休み時間の度に子どもたちが集まって、「ここのメロンパンおいしいよ!」と声を掛けていました。これを越える「子どもが話しかけたくなる」挨拶にまだ出会ったことはありません。

学年開きの挨拶!(学年の児童との出会い)

着任式が終わった後に、すぐ学年で集まって先生方の紹介や「1年間こんなことを頑張っていこう!」と話す「学年開き」を行うところが多いと思います。ここでも、短く、でもインパクトを残すことが大事です!

マジックを使って挨拶!

私はよくこの技を使っていました。大きな紙に「不安」「できるかな?」「大丈夫かな?」と書いておきます。

「みんな新しい学年になって、先生たちも変わっていろいろ不安とか、大丈夫かなと思うことがあると思います。先生も、先生1年目だから不安なことがたくさんあります。でもね!」

ここで、ビリビリと「不安」「できるかな?」と書いてある紙を破ります。だけど、その後に紙を開いていくとなんと!紙が元通りになって「たくさん挑戦しよう!」「失敗しても大丈夫!」「先生たちが全力でサポートするよ!」など前向きな言葉が出てくる!

「そんな気持ちは、こうやってビリビリにしてやっつけてやろう!失敗しても大丈夫!それを責めずに、みんなで応援できるようなそんな学年を作っていこう。そのために、先生も全力で頑張っていくよ。」

雄剛先生
雄剛先生

こんな風にすると、短いけれどもメッセージとインパクトが伝わります。手品のやり方は、調べてみてくださいね!コメント欄に要望があれば教えます。

学級開きの挨拶!(学級の児童との出会い)

いよいよここが本番!私は、こんなクイズ形式のプリントを作って、自分を知ってもらい、児童のことも教えてもらえるようにしているよ!

雄剛先生
雄剛先生

各場面での自己紹介については、検索してみるといっぱい出てくるから、自分のキャラクターと学校の雰囲気に合わせて準備して見てくださいね。

②授業開きを考える

学年が決定している【ステップ②】の時期ならもうこれが準備できますね!「子どもとしては、この先生はどんな授業をするのかな?」とわくわく、どきどきしていることと思います。ここで、知的で楽しい授業ができたら、子どもたちとの信頼関係がぐっと強くなります。授業内容については、検索するといろいろと出てきます。この辺りは、「TOSS 授業開き」で検索するといいと思います。

「準備万端で始業式を迎える3ステップ」ステップ②のまとめ

それでは、まとめです。

①自己紹介を考えよう!

②授業開きを考えよう!
学年が決まってから、少しずつ準備できることが明確になる時期。先生方と、子どもたちとの出会いを素敵なものにするための準備を進めていきましょう!

もし、既に先生として働いている方が読んでいたら、初任~3年目くらいの頃の失敗談や苦労した話、そして「こうしたらよかったよ。」というご意見をコメント欄に書いていただけると、今まさにその状況にいる方たちの参考になります。ぜひお願いします。

それでは、また!

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