1/10時間目では、6年生だけで南中ソーランのあいまいな部分を確認をしたけれど、2/10時間目では何をしたらいいのかな?
ある程度確認したら、6年生だけで踊る必要はなさそうだけど…
こんな人のための記事です。
10時間扱いで、運動会本番までに「南中ソーラン」を仕上げる今回の単元。2/10時間目は、6年生だけで、昨年までの踊りに磨きをかけていきます!
2/10時間目にフォーカスします!「ここを意識したら、踊りがもっとレベルアップする!」というところに絞って練習し、踊りに磨きをかける1時間。それでは、見ていきましょう!
この1時間で達成したいこと!
踊りをレベルアップさせるための体の使い方を理解して、踊ることができる!
6年生は、前年度に既に南中ソーランを踊ることができるようになっています。ただ、南中ソーラン特有の動きで、子どもたちがなかなか上手に踊れない部分がありますよね!そこを抜き出して、練習することでもう一段階レベルを上げることを狙っていきます。
5年生に教える活動に向けて、教え方を身に付けることができる!
これは、前時といっしょです。
それでは、具体的な1時間の展開を見ていきましょう!
1時間の展開例
①準備運動
ここでは、『ラジオ体操』で準備運動を行います。
③準備運動2(踊ってみよう!)
〇前時に確認したところを意識して踊ってみよう!
前時で学習したことを事前に確認した上で、踊ります。
③主運動Ⅰ(「上手に踊れない部分」を確認しよう!)
多くの子が、上手に踊れない部分は、間奏より後の緑枠の部分ですよね。
④交流
*今回の表現では、主運動と交流を分けるのではなく、同時進行で行っていきます。
子どもたちがうまくできない踊りの代表例は、この3つ!
【間奏最後の決めポーズ】
ここが、前に出した方の肩が入りすぎると、顔も斜めになって、力強さが伝わりづらくなります。
*上半身は、半身にならず、正面向き!
*顔も正面向き!
*横に上げる手は、斜め上にピン!
*横に手を挙げる方に、体重をかける!
【2番ろこぎ後の動き】
大きく、円を描くように手を動かします!
*ここで、円が小さくなればなるほど、顔の周りで手を動かしてお猿さんのようになってしまうので、とにかく「大きな円」を意識して踊るようにします!
【最後のろこぎ前の動き】
*手を中心にもってきてから動かすことを意識!
*斜め上に手を挙げている方の側に、体重をのせる!
そこを意識しないと、ただ、手を上下するだけの動きになってしまい、力強さが出なくなってしまいます!
⑤主運動Ⅱ(ポイントを意識して、曲で踊る!)
最後に曲をかけて踊っていきます。残り時間次第で、グループの半分ずつに分けて踊らせることで、ポイントを意識して踊れているかを見合うこともできます!
⑥整理運動
怪我や体調不良がいないかを確認します。
⑦振り返り
今回は、2/10時間目ということで「自分の踊りのどこができていて、どこができていないのか?」「これからどんなことを意識して取り組んでいけばよいか?」という分析を書かせていきます。そうすることで、この時間の「思考・判断・表現」が見えるようにしていきます。
評価について
今回は、2/10時間目ということで、「知識・技能」を中心にみていきます。
【観察】ポイントを意識して踊れているか?
C…ポイントを意識して踊れていない B…意識して踊れている
A…ポイントを意識して、さらにそれを体で表現できている!
「表現運動『運動会に向けた表現(南中ソーラン)の指導』④ ~2/10時間目【6年5月】」のまとめ
それでは、まとめです。
いかがだったでしょうか?次の時間は、いよいよ5年生に南中ソーランを伝授していきます。行事を通して、下級生との関わりから自信や必要とされる喜びを感じてほしいと思っています。そんなことを感じられるような1時間にしていきます。
もし「こんなやり方もあるよ!」「このやり方が効果的だった!」というアイデアがあれば是非教えてください。一緒に学んでいけたら嬉しいです!
それでは、また!
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